SW2.5セッション「暗い魂の探索紀行RE」ハウスルール一覧

どうも皆さんおはこんばんちわ。ho9tocraftです。

今回はTRPG「ソード・ワールド2.5」を使用したキャンペーンセッション「暗い魂の探索紀行RE」でのハウスルールを紹介します。

内容

ファンブル時経験点50点ルールの撤廃、及び防御ファンブル表の適用

ファンブル(致命的失敗、1ゾロ)での経験点報酬を撤廃します。
また、回避力判定時のファンブルにはSW2.0にあった防御ファンブル表を適用します。

キャラ作成時のレギュレーション変更

以下のようにキャラクタークリエイト時のレギュレーションを変更しています。

  1. 経験点50万点、所持金60万G、所持楔石(アビスシャード)は200個。成長テーブルは基本的に『ソード・ワールド2.0 サプリメント イグニスブレイズ(以下SW2.0 IB)』のものを採用。
  2. 成長回数は200回とし、うち150回を『SW2.0 IB』の成長テーブルを参照し、50回を自由振り分けとする。
  3. キャラクター名以外で他作品ネタをひとつ引っ張ってくる。
  4. 魔法の武器強化、アビス強化の禁止、代替手段の適用(後述)
  5. 一部キャラクターを除いて、15レベルストップ。
  6. ネタ武器・防具はすべて無料とする(オーダーメイドとして仕上げた場合は、任意の額(最低1万G)を支払う)。

魔法の武器強化、アビス強化の代替手段

本作ではアビス強化の代替手段が存在し、それにアビスシャードを用います。そのため、本作ではアビスシャードのことを、『楔石』と呼んでいます。

楔石強化(魔法の武器強化代替)

命中補正、追加ダメージ補正に+1の補正を、1回につき付与します。また、このとき最大で+20(※1)まで強化できます。一回の強化費用は(回数×100×α)Gです。αにはランク毎の補正値が入ります。強化する毎にアビスシャードを4個消費します。

  • Bランク:5
  • Aランク:25
  • Sランク:125
  • SSランク:625

※1 B~Sランク武器の中で魔法の武器指定されているものは、強化の最大値は+10になります。

変質強化(アビス強化代替)

その属性に派生させることができ、派生させると接頭辞がつきます。この効果は魔法の武器には使用できません。

  • (接頭辞なし)無変質。物理属性が普通である
  • 重厚な~物理派生のひとつ。ダメージ判定時に筋力ボーナス+2
  • 鋭利な~物理派生のひとつ。命中力判定時に器用度ボーナス+2、C値-1(⑦以下にならない、最低⑧)
  • 上質の~物理派生のひとつ。命中力判定時に器用度ボーナス+1、ダメージ判定時に筋力ボーナス+1
  • 魔力の~純エネルギー属性派生。属性を純エネルギー属性に変更。ダメージ判定時に知力ボーナスを上乗せする。
  • 大地の~土属性派生。属性を土属性に変更。飛翔能力を持つ対象に対して最終与ダメージ+2点
  • 炎の~炎属性派生。属性を炎属性に変更。「分類:魔法生物」を除く生者に対して最終与ダメージ+1点
  • 混沌の~炎属性派生。属性を炎属性に変更。ダメージ判定時に知力ボーナスを上乗せする。
    「分類:魔法生物」を除く生者に対して最終与ダメージ+2点C値+1(13(=C値なし)以上にはならない)。
  • 冷気の~/冷たい~水・氷属性派生。属性を水・氷属性に変更。
    ダメージ後、分類が「魔動機」以外であれば1d6して出目が「4」以上であれば、対象に回避力判定に-2のペナルティを与えられる。
  • 雷の~雷属性派生。属性を雷属性に変更。「分類:魔動機」に対して最終与ダメージ+2点
  • 嵐の~風属性派生。属性を風属性に変更。
    「分類:植物」およびメリア、アルボル系列に対して最終与ダメージ+2点
  • 聖なる~光属性派生。属性を光属性に変更。「分類:アンデッド」に対して最終与ダメージ+2点
    または、穢れが2点以上の敵キャラクターに対して最終与ダメージ+1点
    「分類:アンデッド」の効果と「穢れ2点以上」の効果は重複しない。
  • 深淵の~闇属性派生。属性を闇属性に変更。「分類:魔法生物」を含む生者に対して算出ダメージ+2点(半減時は+1点)。
  • 闇の~闇属性派生。属性を闇属性に変更。ダメージ判定時に知力ボーナスを上乗せする。「分類:魔法生物」を含む生者に対して算出ダメージ+4点(半減時は+2点)。
  • 毒の~毒派生。属性を毒属性に変更。
    ダメージ判定時に能動側は「冒険者レベル+知力ボーナス」で判定を行い、受動側は生命抵抗力判定を行う。
    受動側が生命抵抗力判定に失敗したとき、「威力0+冒険者レベル+知力ボーナス」でダメージを算出する。
  • 神撃の~神殺し派生。
    属性は物理属性のままだが、レベル25以上のキャラクターが持っているあらゆるダメージ無効化能力を無効化する。
    C値-1(⑦以下になる)、ダメージ判定時に出目+2。

レベル17の技能が1個増える毎に成長回数+1d6(前提:レベル17技能最低2個以上)

※適用はセッション3から
レベル17の技能が2個以上のとき、レベル17の技能が1個増える毎に成長回数を+1d6点します。

武器習熟/防具習熟は圧縮しない

他卓のように武器習熟や防具習熟で戦闘特技スロットを圧迫する問題は解決しません。
コラボする際は、この点をご了承ください。

ソード・ワールド2.0のサプリメントの一部適用

本卓では(SW2.5を含め)以下のサプリメントを適用しています。
※赤字はソード・ワールド2.0サプリメント
カルディアグレイス(種族)
イグニスブレイズ(種族、敵データ)
ルミエルレガシィ(種族、トレジャードロップ表)
フォルトナコード(全適用)
モンストラス ロア
メイガスアーツ
アウトロープロファイルブック
バルバロステイルズ(蛮族PC、敵データ)
アルケミストワークス(一般技能)(購入次第エピックトレジャリーに交換予定、トレジャードロップは『LL』を使用する予定)

新種族「ノーブルヴァルキリー」「ドラグノイド」

本卓では新種族として「ノーブルヴァルキリー」及び「ドラグノイド」を実装しております。

ノーブルヴァルキリー(人族)

概要

ヴァルキリーの希少種です。ヴァルキリーが生まれる確率の中で更に万分の一程度の確率で生まれる特殊な種族ですが、どういうわけか「スラム街で生まれやすい」ことから、遺伝子欠陥の類ではないかと魔動機文明時代では言われていたようです。
肉体的な能力は基本的に変わりませんが、特殊能力として「戦乙女の光羽」で空を飛ぶことができます。その血は炎を纏うとされ、事実彼女たちは己が命を削ることで凄まじい力を発揮するともされています。
本作では「エクセリア・シャルロッテ・クレア・ゼーゲブレヒト・アウェア」が該当します。

種族特徴:戦乙女の光羽、重力の祝福、血の刃、戦乙女の祝福
種族特徴強化:以下の種族特徴が強化されます。
  血の刃:
   レベル6:命中力判定に更に+1のボーナス修正を加えます(合計+2)。
   レベル11:HPの減少量が3点になります。
   レベル16:HPの減少量が1点になります。
        近接物理攻撃のダメージ判定時、威力表ロールで常に+1されます。
        近接物理攻撃のダメージ判定時、威力表ロールで最初のみ+8されます
        (武器によっては、ファンブルしない限り必ずクリティカルします)
戦乙女の祝福:
レベル6:生命抵抗力判定、精神抵抗力判定、生死判定のボーナス修正に加え、すべての被ダメージを-3点します。
レベル11:この効果を1日に2回まで使用できます。
レベル16:加護を受けたものが生死判定を行う場合、1回だけ判定を行わずに自動成功とします。
この効果を発動したとき、祝福は失われます。

生まれ表:すべてヴァルキリーに依存します。
能力値の決定:すべてヴァルキリーに依存します。
言語:交易共通語、地方語

種族特徴解説

[戦乙女の光羽]:自らが落下する場合、その落下速度を通常の速度から羽根が舞い落ちる程度の速度までの間で自由に操れます。【スネア】など、対象を転ばせるような効果を除き、如何なる状況でも落下ダメージを受けず、転倒しません。後述する種族特徴の効果により、重量制限はありません。
[重力の祝福]:[戦乙女の光羽]で飛翔します。また、飛翔している間だけ持っている荷物が0gになります(キャラクターを運ぶ場合、常識的な範疇でキャラクターを担がねばなりません)。補助動作で宣言し、発動と解除を切り替えます。発動している間、命中力判定、回避力判定に+1のボーナス修正を受けます。
[血の刃]:己が命を削り、血を噴き出させて炎を纏わせます。HPを5点減らすことで、1分(6ラウンド)の間命中力判定に+1、ダメージ判定に+「生命抵抗力」点のボーナス修正を加えます。
[戦乙女の祝福]:ノーブルヴァルキリーと同じ座標に存在する自身以外の「分類:人族」のキャラクターか、自身が騎乗している「分類:魔動機」以外の騎獣(複数部位なら、そのすべて)に祝福を与えます。3分(18ラウンド)の間、対象は生命抵抗力判定、精神抵抗力判定、生死判定に+2のボーナス修正を受けます。この能力は1日に1回しか使用できません。

ドラグノイド(人族/幻獣サイド)

概要

竜と契約を結び、人ならざるものへと変質した存在です。
あまりにも強すぎる魔力からか、動植物の霊が寄ってこなくなってしまい、森羅魔法を結果として習得できなくなった者が多くなっているようです。
その経緯から、先天的に生まれる者はいないと言われています。
本作では「エクセリア・エーディン」が該当します。

種族特徴:竜族を統べる者、竜の加護
種族特徴強化:以下の種族特徴が強化されます。
竜族を統べる者:
レベル6:命中力・回避力判定のボーナスに更に+1(合計+3)されます。
レベル11:命中力・回避力判定に加えて、生命抵抗力判定、精神抵抗力判定、生死判定に+3のボーナス修正を受けます。
レベル16:「分類:幻獣」に対してダメージを与えるとき、器用度ボーナスが6以上ならば、「器用度ボーナス-5」点だけ最終与ダメージに補正がかかります。

生まれ表:特殊
能力値決定:特殊
言語:生まれの種族に基づく言語に加え、ドラゴン語

種族特徴解説

[竜族を統べる者]:竜と敵対することがありません。また、竜との交渉が行いやすくなり、何らかの形で交渉を判定という形で行うとき、+2のボーナス修正を受けます。また、戦闘時に命中力・回避力判定に+2のボーナス修正を常に受けます。
[竜の加護]:常に被ダメージを-3点します。また、非戦闘時であれば、生死判定に必ず自動成功します。「分類:動物、植物、魔神」との戦闘が発生する場合、この種族特徴を宣言することで、戦闘を回避することが出来ます(その代わり、その魔物分の経験点は獲得できません)。

[特殊]生まれ表と能力値決定、種族の生まれ
  1. まず、生まれにしたい種族の生まれ表を参照します。
    このとき、生まれに「タビット」「ルーンフォーク」「フィー」「フロウライト」「リルドラケン」「グラスランナー」「メリア」「センティアン」「ティエンス」「蛮族」は選択することが出来ません(魂が擬似的である、または何らかの原因でドラゴンと関係のある種族の可能性があります。また、蛮族はすべてにおいて選択不能です)。
    ※魔動天使を選択した場合、「エンジェルオーダー」の習得が不可能になります。
  2. 普通に生まれ表と能力値を決定します。
  3. 敏捷度、筋力、生命力、精神力にそれぞれ成長として+6の修正を加えます。
  4. 言語を決定する際にドラゴン語を忘れずに。

終わりに

いかがだったでしょうか?
この内容が本格的に適用されるのはセッション3からですが、このような内容で実装されています。
これからもho9tocraftと「暗い魂の探索紀行RE」をよろしくお願いします。

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